福利厚生

ユニークな福利厚生が増え

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福利厚生とは、企業が労働者の確保や定着、勤労意欲を高めるために支給される給料以外の報酬です。法律で定められている例として、健康保険や厚生年金保険、雇用保険などの社会保険料を原則半額負担することになっています。さらに中学生までの子供を持つ世帯に支給される児童手当の財源として、給料の0.15%を児童手当拠出金として企業側が支払う制度もあります。

企業の福利厚生面が充実しているかどうかは、前述した法定福利厚生以外の面を見れば分かります。交通費は全額負担は当たり前ですが、最近は都心へ名古屋辺りから新幹線通勤されている方も多く、半額程度まで負担してくれる企業もあるのです。住宅手当や家賃補助は、月1~2万円が相場です。社員寮を所有している企業なら、相場の1~2割の家賃で入居することも可能です。さらに家族手当や健康診断の費用も負担してもらえます。

以前は、全国各地の別荘地などに保養所を所有する企業が以前は多かったのですが、不景気な業界では手放す企業も増えているのが現状です。かつてバブル期のように、社員旅行でハワイなど海外へ家族連れで連れて行ってくれる太っ腹な企業も少しずつ増えてきています。

これらは言わば昭和の時代からある福利厚生の一貫ですが、最近はユニークな福利厚生を行う企業も増えています。例えば昼食後にお昼寝タイムを設けたり、失恋した場合に休める失恋休暇、サッカーのワールドカップを観戦するためのサッカー休暇などがあります。さらに最近増えているのが、カフェテリアプランの導入です。これはカフェでお好みのメニューを選ぶように、福利厚生の選択肢の中からお好みのメニューを選択するものです。これは1年間に全社員に一律にポイントを付与し、そのポイント内で福利厚生を利用することになります。

福利厚生は社員一人ひとりニーズが異なり、一律に与えてもモチベーションは向上しません。ですから社員のニーズを汲み取った上でメニューを作成すると、多様なニーズに応えられ、モチベーションも向上するのです。