車両管理

車両管理におけるリスク

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企業の資産管理の中でも、非常に難しいとされるのが車両管理です。
なぜ難しいのかといえば、クルマは移動するからです。移動するということは、目の届かないところで使われているということです。いったいどこで、どのように使われているのかわかりません。物理的な意味だけでも車両を管理するのが難しいことがわかります。

さらに、このクルマを使うの機械ではなく人間であることが車両管理を難しくさせるもう一つの理由です。人間は注意していてもミスを犯します。また人間は誰もいないところでは気持ちが緩みがちになり、ルールを守らない可能性があります。

もし従業員が仕事中に会社の車両で交通事故を起こした場合、故意の過失による事故であれば別ですが、通常はそれは従業員の問題であって、会社には責任は一切ないとは言えません。会社も損害賠償責任を負う可能性が高くなります。それは責任問題だけでなく、金銭的な損失を被ったり、会社の社会的イメージがダウンしてしまうこともありえます。

このようなリスクを少しでも避けるために、車両管理をきちんと行って事故を未然に防ぐことや、もし事故が起きてしまった場合は、損害を最小限に抑えることが大切なのです。つまりリスク管理のための車両管理がとても重要になってくるということです。

また、コスト管理という点でも車両管理は重要です。メンテナンスに関わるコストや、燃料代に関わるコストなど、会社でもきちんと把握し、管理しなければなりません。それに加えて会社のクルマだからということで、急発進、急ブレーキを繰り返すような運転をしていたら燃費が大幅悪化し、クルマにもよくありません。クルマに良くない走り方をするということは、その部分が故障するリスクがあり、結果的に会社の損失を与えかねません。

これらのことを防ぐためにも、このように車両管理が重要になるわけです。そして、安全運転を徹底させることや、社用車の使い方のルールを守ることなど、当たりまえのことを繰り返し確認することも大切です。