車両管理

”車”両の管理だけじゃない

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車両管理は社用車をただ管理するだけでなく、社用車を従業員が運転をし、交通事故を起こした時に損害を最小限に食い止めるといった目的があります。

本来、従業員が交通事故を起こしてしまった場合、民法により損害賠償責任が従業員に課せられます。さらに企業側にも民法にある使用者の責任という部分が問われ、運行共有者として損害賠償責任を負います。そういった損害は適切に車両管理を行っているとリスクは軽減されるため、大切になります。

社用車の車両管理には、車両管理規定をまず作成し、車両に関してリスクの管理を行います。その上で、車両の整備や定期点検、事故発生の際の対応の仕方などを行っていきます。管理業務が主となるため細心の注意を払わなくてはなりません。

具体的には、運転者の管理を行う、運行計画を作成する、運転日誌をつける、安全運転講習を行うなどを行っていきます。特に大型バスなどを運転する場合は、長時間運転することにより過労運転となり事故が発生しやすくなるため計画を作成し、運転者交代要員を配置します。また、運転日誌を付けることで、どのくらいの距離を運転したのか、運転状況はどうなのかを会社側でも把握することができます。ですが、このような事を行っていても次第に緊張感が足りなくなり事故が起きやすくなってしまいます。車両管理は安全を確保することが大切であるため定期的に安全運転講習を実施したり、点呼を毎回行い、安全運転を意識させるようにしたりすることも必要となります。この時、会社側としては病気の気配はないか、飲酒はしていないか、ひどく疲れていないかなどをしっかりと確認することが大切となります。

この他、車両の使用状況を把握するために車両使用台帳を用意し、備え付けます。記録することで、誰が車を使用したのかを把握することができ適切に指導を行うことができます。

さらに、事故を起こした際の対応マニュアルを作成します。近年では交通事故を起こした際の記録用としてカメラが作動しますが、マニュアルを作成しておくことによって迅速に対応することができます。