健康診断

健康診断とBPO

BPOとは(=ビジネス・プロセス・アウトソーシング)の略語で、企業がその業務の一部を外部の専門的業者に委託することをいいます。

かならずしも自社で行なう必要がない業務を外部委託することによって経営判断の迅速化や経営課題の整理・明確化、企業価値の向上、コスト削減、業務効率の向上などにリソースを集中することができます。

ただしBPOによって業務をアウトソーシングするだけではかならずしも十分ではなく、アウトソーシングの結果自社で行なう必要がなくなった業務をそれまで担当していた部署が今後どのような業務を行なうかを見直して、事業の再構築を図ることがBPOの所期の目的を達成するために不可欠です。

企業の社員の健康診断は一般に各企業が社内請負型の委託によって臨時的に対応するケースもありますが、個人情報保護等コンプライアンス上の問題や手順の非効率性やミスも発生しがちです。

また医療機関の選定、実施、医療機関への支払い、診断結果の管理、必要に応じた診断結果の通知、機密保持、未受診者に対する受診勧奨など、企業にとっては事務負担が大きいバックオフィス業務であるといえます。

健康診断の受診者が増加したり、支社・支店従業員もまとめて受診することになれば、受診者数増加に伴うスケールメリットにより診断コストの低減、健康診断担当者の業務負担軽減や健康診断業務のスピードアップによる業務効率アップ、未受診者に対するフォローアップを行なう医療機関の紹介、また受診率アップの結果、疾病による従業員の入院あるいは手術、死亡による欠員発生の防止といったメリットが期待できます。

企業健康診断にBPOを利用することで、アウトソーシングの業務委託費と従業員の受診率向上によって発生するコスト増加分よりも、検診コストの削減による効果が上回り、BPO前よりもトータルでの業務合理化が見込めます。